ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

緑能の太陽電池モジュール、欧州3社から大量受注


ニュース その他製造 作成日:2008年9月3日_記事番号:T00009984

緑能の太陽電池モジュール、欧州3社から大量受注

 
 大同集団傘下の緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は2日、欧州企業3社と年間計18億5,000万台湾元(約63億3,000万円)の薄膜太陽電池モジュール供給契約を結んだと発表した。来年から出荷を始める予定だ。今回の受注だけで、来年の緑能の生産能力の50%を占めるという。3日付工商時報が伝えた。
 
T000099841

 
 今回の契約により、緑能は来年からドイツの建材システムメーカーへ年間2,100万ユーロ(約33億1,000万円)分の製品を3年間供給する。またこれ以外にも、ドイツとスペインの太陽エネルギーシステムメーカー2社に対し、来年各900万ユーロ分の製品を出荷する。契約は半年以上の審査を経て、スペインのバレンシアで2日から開催されている、太陽電池関連技術に関する国際展示会、「EU PVSEC」の開催中に締結された。

 緑能の太陽電池生産ラインは、今年12月から量産開始となる予定。来年2月までの年生産能力は30メガワット(MW)だが、来年末までに50MWまで拡充する計画だ。