ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

デジタルフォトフレーム、中小メーカー撤退相次ぐ


ニュース 電子 作成日:2008年9月3日_記事番号:T00009987

デジタルフォトフレーム、中小メーカー撤退相次ぐ

 
 近年人気を集めているデジタルフォトフレーム市場では、世界的な景気低迷に伴う販売伸び悩みを受け、中小メーカーの撤退や販売縮小が相次いでいる。3日付電子時報が伝えた。

 デジタルフォトフレームの今年の市場規模は全世界で1,200万~1,500万台とみられていた。しかし、実際の売り上げは伸び悩み、多くの業者が在庫を処分した上で、新たな生産発注を見合わせるなどして、市場から撤退している。受託生産メーカーへの発注量も昨年は1件当たり2,000~3,000台単位だったが、最近は300~500台にまで落ち込んでいるという。

 台湾企業が集中する中国広東省の深圳、東莞地区では受注減に加え、労働契約法施行による会社経営への影響もあり、デジタルフォトフレームの受託生産メーカーの倒産が相次いでいる。