ニュース 電子 作成日:2008年9月3日_記事番号:T00009991
ノートパソコン(ノートPC)受託製造世界最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の最大顧客、米ヒューレット・パッカード(HP)が、来年の生産委託全体に占める広達への発注割合を、今年の25%から20%に引き下げるとの見通しが出ている。元大研究中心の陳豊丰・下游科技主管がサプライチェーンからの情報として示した。3日付工商時報が報じた。
今年のノートPC受託は、大手2社以外に緯創資通(ウィストロン)、英業達(インベンテック)の出荷が好調で、英業達は第4四半期、HPのコンシューマ向け機種の出荷を開始するとされる。また鴻海精密工業とフレクストロニクス・インターナショナルの2大EMS(電子機器受託生産サービス)メーカーもHPから受注したとの観測が出ている。
広達は商用のMacBook Proを含むアップルのノートPC受託生産のすべてを独占してきたが、来年アップルはその一部を鴻海精密工業に委託するとみられている。
ただ広達は、来年アップルのiPhoneを受注して2番手のサプライヤーとなるとされており、陳主管はこれが広達の成長の新たな力となるとみている。
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