台湾鉄路（台鉄）台北駅コンコースに５日設けられた、モデルナの新型コロナウイルス感染症ワクチンが予約なしで接種できる特設会場では６日、1,884人が接種した。初日の2.3倍に増えた。医療関係者によると、雇用主が外国人労働者を連れてくるケースが多かった。７日付自由時報が報じた。
台北市政府は６日、モデルナのワクチン接種の特別外来を９日まで、市内17カ所の医療機関に設置すると発表した。設置先は、▽台湾大学医学院附設医院（台大医院、中正区）、▽台北市立聯合医院仁愛院区（大安区）、▽台北長庚紀念医院（松山区）──など。
特設会場や特別外来の設置は、モデルナのワクチンの有効期限が迫っているためだ。７日に３万4,000回分、９日に5,700回分、12日に４万5,000回分が期限を迎える。
一方、６日に受け付けを開始したワクチン接種予約システムを通じた第17回の接種予約は、同日午後５時時点でわずか35万人だった。ビオンテック（ＢＮＴ）のワクチン接種を予約したのは予約条件を満たした人の25％、アストラゼネカ（ＡＺ）は10％未満と、これまでで最も低かった。
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