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【BtoC最前線〜台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Report 第13回 リップ&アイメイクリムーバー


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 その他 作成日:2021年10月29日

コンシュマーレポート

【BtoC最前線〜台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Report 第13回 リップ&アイメイクリムーバー

記事番号:T00099222

ワイズリサーチのコンシュマーレポートは、台湾消費者のビッグデータから消費動向、売れ筋商品、流通チャンネル別の販売動向に関する最新情報をまとめています。
今回はリップ&アイメイクリムーバーの主要販売チャンネルである▽ドラッグストアチェーン▽電子商取引(EC)サイト▽量販店の消費データに基づき、8/1〜9/30期間中の購買人数と一人あたりの消費金額の変化から、リップ&アイメイクリムーバー(ポイントメイクリムーバー)の販売状況を分析する。

ドラッグストアチェーンの来店客数増 8月第五週の主要販売チャンネルの来店客数は20%増
2021年8月第五週のリップ&アイメイクリムーバーの主要販売チャンネルのうち、ECサイトと量販店の来店客数は前週比20%減だった。しかし、最大の販売チャンネルのドラッグストアチェーンの来店客数は同24%増だったため、総合的に全販売チャンネルの来店客数は同20%増となった。なお、ドラッグストアチェーンの来店客数は増加したものの、一人あたりの商品金額は特に変化が見られないことから、消費者のリップ&アイメイクリムーバー−1.10%の購入需要は一定の量を維持していると推測される。
 

宝雅(POYA) ワトソンズは市場シェアの6割以上を占める 来店客数はほぼ同じ
ドラッグストアチェーンの来店客数は全販売チャンネルの8割を占める。このうち、宝雅(POYA)とワトソンズの来店客数は7割を占める。また、ワトソンズの来店客数は宝雅(POYA)より僅かに上回っており、8月と9月のリップ&アイメイクリムーバーの販売ランキングの1位を占めるものの、売上高は宝雅(POYA)の半分しかない。なお、ドラッグストアチェーンの販売ランキングの3位以下は順に▽第3位、康是美(COSMED)▽第4位、松本清(マツモトキヨシ)▽第5位、日薬本舗――だった。

リップ&アイメイクリムーバー市場ロレアルパリが総合1位 MAYBELLINEは総合2位
消費者向けに電子レシートを保存できるアプリを提供するインボス社(invosData)がまとめたデータによると、2021年9月リップ&アイメイクリムーバー販売ランキングの上位10位は順に①巴黎萊雅(ロレアルパリ)②MAYBELLINE(メイベリン)③NIVEA(ニベア)④1028⑤Bifesta(ビフェスタ)⑥Bioré(ビオレ)⑦LANCÔME(ランコム)⑧POND’S(ポンズ)⑨雪芙蘭(cellina)⑩蒂芬妮亞(divinia)――だった。

総合1位のロレアルパリの「GENTLE Lipandeyemake-upremover」は好評で、リップ&アイメイクリムーバー市場の購買人数と売上高は5割の市場シェアを占める。総合2位のMAYBELLINEは「アイ+リップメイクアップリムーバー」で1割の市場シェアを攻略した。なお、ロレアルパリとMAYBELLINEはいずれもロレアル傘下のブランドであるため、ロレアルはリップ&アイメイクリムーバー市場の7割のシェアを占め、他のブランドを寄せ付けない強さを示した。

※データ提供:引客数據invosData
・消費データの観測期間:8/1〜9/30
・観測対象:約8,500件のリップ&アイメイクリムーバー消費データ
・観測チャンネル:ドラッグストアチェーン、ECサイト、量販店など計1,500店舗

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