中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は13日、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていれば、春節（旧正月、2022年は２月１日）シーズンの特別措置（12月14日～22年２月14日）終了後に防疫レベルを引き下げる見通しと述べた。荘人祥・報道官は、第１段階（レベル１）となれば、水際対策の緩和を検討し、短期滞在のビジネス客の台湾入境の解禁を優先して検討すると話した。14日付工商時報が報じた。
各県市は春節シーズンの帰省ラッシュに備え、防疫タクシーを増やす（13日＝中央社）
荘・報道官は、水際対策の緩和は、台湾に入境できる外国籍の制限緩和と、検疫期間の短縮が考えられると述べた。今年５月に市中感染が拡大する前は、短期滞在のビジネス客は台湾入境後、外出制限「居家検疫」措置を５日に短縮していたと説明した。
また荘・報道官は、レベル１への引き下げ後も、感染対策を取りつつ経済活動の正常化を図る「防疫新生活」を続け、マスクの着用や、ショートメッセージによる「実聯制」（連絡先など最低限の個人情報を取得し、最大28日間保管）を求めると語った。
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