中国鋼鉄（ＣＳＣ）が３日発表した８月の売上高は、前月比2.01％増、前年同月比50.72％増の265億2,000万台湾元（約904億円）で、４カ月連続で過去最高を更新した。４日付工商時報などが報じた。
中鋼によると、販売量は前月より減少したが、平均販売価格（ＡＳＰ）が上昇したため売上高が増加した。８月の鉄鋼製品の販売量は、前月比２万500トン減の87万500トンだった。
１～８月の売上高は前年比31.15％増の1,768億3,900万元だった。粗利益率は第１四半期が22.52％、第２四半期が26.96％で、第３四半期は23～25％になるとアナリストは予測している。第４四半期は域内向け製品価格を平均3.92％値上げするため、業績のさらなる向上が見込めそうだ。
