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サムスンの液晶テレビ、台湾では不振


ニュース 家電 作成日:2008年9月4日_記事番号:T00010020

サムスンの液晶テレビ、台湾では不振

 
 サムスン電子は今年上半期、台湾での液晶テレビの出荷台数が約2万台だったとみられ、市場シェアはわずか約3%と、ソニーや大同集団などに水をあけられている。4日付電子時報が伝えた。

 サムスンは北米の液晶テレビ市場で第2四半期、40インチ以上の液晶テレビの販売台数がソニーを上回るなど、世界で着実にシェアを広げており、台湾は現在、最もシェアの低い地区の一つになっているとみられる。

 同社は今年、台湾での目標販売台数を10万台としている。同社は上半期の販売台数が予測を下回った原因について、競争が激しいことと販売機種が少ないことを指摘している。6月から販売機種を増やしたほか、今月から、40インチ以上のフルハイビジョン(フルHD)の新製品を投入、32インチ製品を3万4,000台湾元(約11万6,000円)、37インチを3万9,900万元に値下げした上で、DVDプレーヤーもプレゼントしている。流通業者は、これにより単月の販売台数が約7,000~8,000台に上昇したとみている。