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果物の対中輸出、前年比37%減


ニュース 農林水産 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010035

果物の対中輸出、前年比37%減

 
 今年は冬の寒害や相次ぐ台風の襲来などで果物生産が不振で、1~8月の果物輸出は全体で1万7,000万トン余りと、前年同期の約半分の水準に落ち込んでいる。同期の対中輸出量も1,023トンと、前年の1,628トンから37%減少した。5日付自由時報が報じた。

 馬英九総統は選挙戦で果物の対中輸出の拡大を図ることを公約し、陳武雄行政院農業委員(農委会)主任委員は今年の対中輸出目標について2,200トンという数字を示したが、達成は困難なもようだ。

 今月2日、中秋節の果物需要をつかむべく、農委会は台湾業者4社と共に北京で、台湾の果物の説明会を販売業者に行ったが、反応は芳しくなかったという。これは価格が高いこと、また、台湾の果物をかたった偽物が非常に多く出回っている悪影響だと自由時報は指摘している。