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作成日：2008年9月5日_記事番号：T00010037
中国人旅行客、「小三通」経由の台湾訪問可能に
行政院は４日、金門島や馬祖列島で実施されている中国との直接往来措置「小三通」の拡大に向け、中台双方の許可を得た中国人観光客やビジネスや専門分野の交流を目的とする中国人旅行客が金門島や馬祖列島を経由して中台間を往来することを認める方針を閣議決定した。今月末にも実施する。５日付工商時報が伝えた。
また、地下貿易の合法化を目的として、小額、少量の農産物、魚介類の中国からの持ち込みを免税扱いとすることも決めた。
行政院大陸委員会の頼幸媛主任委員は「大陸人民が小三通経由で往来することを適度に解禁することが目的だ」と語った。
また、馬祖列島の北竿島白沙港を新たに小三通に開放することと、金門島や馬祖列島を経由して澎湖諸島を訪れる中国人旅行客の滞在許可期間を７日間に延長することも決めた。
