ニュース 医薬 作成日:2022年1月18日_記事番号:T00100622
柯文哲・台北市長は17日、同市で導入を検討している新型コロナウイルス感染症ワクチン接種証明(ワクチンパスポート)について、スマートフォンアプリ「台北通(台北パス)」を利用して20日にも実施すると明らかにした。一方、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の荘人祥・報道官は、ワクチンパスポートは特定の場所での通行証として使用し、中央政府がフォーマットと適用場所を定める方針で、20日に説明する予定だと話した。18日付中国時報などが報じた。
台北通を用いたワクチンパスポートの画面イメージ(台北市政府リリースより)
柯・市長は、「台北通」のQRコードをスキャンし、▽新型コロナワクチンの2回目の接種から満14日が経過している、または3回目を接種済みの場合は緑色、▽1回目を接種済みの場合は黄色、▽一度も接種したことがない場合は赤色──が表示されるようにし、▽緑色の場合はレストランなどで規制なく店内飲食ができる、▽赤色の場合は仕切り板の設置や座席間隔の確保「梅花座」を義務付ける──といった方向で考えていると説明した。
柯・市長は、ワクチンパスポートの実施には「台北通」と全民健康保険(健保)の情報システムを連結する必要があり、中央政府と協議すると説明した。ただし、「台北通」にはこだわらず、衛福部中央健康保険署(健保署)のアプリ「健保快易通」や、ワクチン接種記録カード(黄卡)による運用でも構わないとした。
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