中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は24日、新型コロナウイルスの防疫レベル第２段階（レベル２）を25日から２月７日まで延長すると発表した。感染力の強い変異株、オミクロン株の域内感染が拡大していることから、飲食店は、▽「実聯制」（連絡先など最低限の個人情報を取得し、最大28日間保管）の実施、▽体温測定、▽手洗い設備と消毒用品の提供──を徹底し、宴席で席を離れて乾杯することを禁止する。違反した場合は処罰し、期限までに改善しない場合は店内飲食の禁止を命じる。
引き続き原則として外出時の常時マスク着用を求める。▽運動、▽歌唱、▽写真撮影、▽式典などでのあいさつ、▽講演──などの際も、マスクを着用する。
一方、飲食時や、不特定の他人との社会的距離（ソーシャルディスタンス）が確保できる場合は、マスクが湿る▽温泉、▽サウナ、▽水場での活動──などでマスクは外すことができる。
営業場所や交通輸送を含む公共の場所では、▽実聯制、▽体温測定、▽環境の清掃の強化、▽従業員の健康管理、▽感染が確認された場合の対応──を順守する。公共交通機関の▽台湾高速鉄路（高鉄）、▽台湾鉄路（台鉄）、▽高速バス、▽船舶（飲食エリアを除く）、▽域内航空路線──の中では、飲食を禁止する。
店舗やスーパーマーケット、市場では、屋内は１人当たり2.25平方メートル以上、屋外は１平方メートル以上の空間を確保し、人数制限を強化する。試食は禁止する。
宗教関連の場所や集会・活動は、内政部が規定する防疫措置に従う。
なお、防疫レベル３に引き上げる条件は、１週間に３件以上のクラスター（感染者集団）、または１日に10人以上の感染経路不明の域内感染の確認だ。
