中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は６日、新たに新型コロナウイルス域内感染14人を発表した。うち13人は外出制限「居家隔離」期間中の検査で陽性となった。

　内訳は、▽台北市の不動産仲介会社の従業員（第１万8,375例）関連、１人、▽宜蘭県の長栄鳳凰酒店礁渓（エバーグリーン・リゾートホテル礁渓）と台北市の中国科技大学生関連、１人（北部）、▽桃園市の遠雄自由貿易港区（ファーグローリー・フリートレードゾーン、ＦＴＺ）の亜旭電脳（アスキー・コンピューター）従業員、７人、▽桃園市大渓区の物流会社、日翊文化行銷関連、１人、▽高雄港関連、３人、▽高雄港関連とみられる１人（第１万9,244例）──。

　春節（旧正月、2022年は２月１日）連休明けの７日の仕事始めを前に、台北市政府や桃園市政府、台南市政府などは５日、帰省した人や疑わしい症状がある人に対し、検査を受けるよう呼び掛けた。

　指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は５日、変異株オミクロン株の潜伏期間は短く、７〜10日で症状が現れるため、春節連休の大移動を考慮し、２月10日まで感染状況を観察すると述べた。

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