中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は24日、米バイオ医薬品会社、ノババックスの新型コロナウイルス感染症ワクチン200万回分以上を、ワクチンの共同購入の国際的な枠組み「COVAX（コバックス）ファシリティー」を通じて調達したと認めた。衛福部食品薬物管理署（ＴＦＤＡ）が技術関連の文書を審査中で、緊急使用許可（ＥＵＡ）が下りれば、今年上半期にも接種を開始できる見通しと述べた。25日付工商時報などが報じた。
陳・衛福部長。ノババックスのワクチンはメディゲンと同じ組み換えタンパク質ワクチンで、副反応が少ないとされ、ワクチン接種率の向上に貢献しそうだ（24日＝中央社）
ノババックスのワクチンの初回分の到着数や時期は未定。到着すれば、▽アストラゼネカ（ＡＺ）、▽モデルナ、▽ビオンテック（ＢＮＴ）、▽高端疫苗生物製剤（メディゲン・ワクチン・バイオロジクス）──に続く、台湾で５種類目のワクチンとなる。
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