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作成日：2008年9月11日_記事番号：T00010180
サムスンの「OMNIA」、９月末に発売
サムスン電子は10日、タッチパネル式スマートフォンの新機種、「OMNIA（オムニア）」を台湾では９月末に発売すると発表した。第４四半期には８万画素のカメラ付きスマートフォン「Innov８」も発売し、台湾のハイエンドスマートフォン市場でシェア30％を目指す。11日付工商時報が報じた。
OMNIAは米アップルの「iPhone ３Ｇ」、および宏達国際電子（ハイテック・コンピューター）の「ＨＴＣダイヤモンド」の対抗機種と位置付けている。サムスンは販売台数３万台を目指し、台湾市場では過去最高の約１億台湾元（約３億4,000万円）の広告予算の投入を決定した。
台湾サムスンの柳在炫（ユ・ジェヒョン）モバイル通信事業部協理によると、台湾の携帯電話市場で、価格１万元以上のハイエンドスマートフォンは昨年末時点で７％のシェアを占め、今年末には10％以上に拡大するとみられる。今年、世界的な景気の低迷により世界全体ではハイエンドスマートフォン市場は縮小する傾向にあるが、台湾では需要拡大が期待できる。
なお、Innov８は、海外では既に約３万7,000
元で発売されている。
