ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

グンゼと華宏新技、ITOフィルムの合弁会社設立


ニュース 電子 作成日:2008年9月11日_記事番号:T00010181

グンゼと華宏新技、ITOフィルムの合弁会社設立

 
 グンゼ(本社・大阪市北区、平田弘代表取締役社長)と液晶ディスプレイ用光学フィルムメーカー、華宏新技は10日、タッチパネル用ITO(酸化インジウムスズ)フィルムの合弁会社を設立することで提携契約を締結した。

 新会社は「郡宏光電」で、今年10月に台南県官田工業区に設立、2009年10月に稼働の予定だ。資本金は2億台湾元(約6億7,000万円)で、持ち株比率はグンゼが51%、華宏が49%。

 製品は域内のタッチパネルメーカーおよびグンゼに提供する。初年度の月産量は30万平方メートルの予定だ。

 華宏の8月の連結売上高は、前月比9.1%増、前年同月比8.89%増の5億2,600万元で、過去最高だった。9月以降も好調が見込まれている。

 市場調査会社、ディスプレイサーチの統計によると、タッチパネルの世界市場は07年段階で390億元規模だったが、10年には1,100億元規模まで拡大すると予測されている。