温泉リゾートの天籟温泉会館（台北県金山郷）は、数億元を投じ温泉を完備したコテージ30棟を建設する計画だ。12日付経済日報が伝えた。
台湾の観光ホテル業界では最近、「ビラ」と呼ばれるスタイルのコテージを建設する動きが相次いでいる。天籟温泉も全室に露天風呂を備えた日本式の「天籟二館」と水上遊園地の建設に加え、貸別荘への投資で南部の墾丁に負けない保養地を目指す。
天籟温泉の范欽文総経理は、「レジャー産業は景気の良し悪しにかかわらず、絶えず設備の改良を進めなければならない。不景気の時こそ投資が必要で、評判が高まれば景気が回復したときに顧客が真っ先にやってくる」と話した。
