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ガソリン、1.3元値下げ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年9月15日_記事番号:T00010239

ガソリン、1.3元値下げ

 
 台湾中油と台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は12日、13日未明からのガソリンとディーゼル油価格の値下げ実施を発表した。値下げ幅はガソリンで1リットル当たり1.3台湾元(約4.4円)、ディーゼル油で同1.4元。値下げ後の価格は両社ともに▽オクタン価92ガソリン、1リットル30.6元▽オクタン価95、31.3元、▽オクタン価98、中油32.8元で台塑化32.9元▽ディーゼル油、中油28.2元で台塑石化28.8元。13日付経済日報が伝えた。
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 台塑石化は、中油が8月8日にディーゼル油価格を値下げした際に同調しなかったため、1リットル当たり0.6元の価格差が生じていた。しかし一方、ディーゼル油の主要輸出先である中国が9月に入りの輸入を減らしたため、輸出で得られる利益が大きく減少していた。

 中油は台塑石化の値下げについて、輸出利益の減少により、台湾市場で販売を強化する必要に迫られたためと分析している。