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聯発科のTVチップ、Q2も世界シェア首位維持


ニュース 電子 作成日:2008年9月15日_記事番号:T00010244

聯発科のTVチップ、Q2も世界シェア首位維持

 
市場調査会社、ディスプレイサーチの調査によると、聯発科技(メディアテック)は第2四半期、世界のテレビ用チップ市場でのシェアが前期比0.3ポイント増の19.8%となり、2位の米トライデント(シェア11%)を大きく引き離して首位を守った。13日付経済日報が報じた。
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 聯発科のシェア拡大は、サムスン電子からミドルエンド機種向けチップを多く受注したことなどが主な要因とみられる。聯発科はまた、米ビジオ(VIZIO)のOEM(相手先ブランドによる生産)を担当する瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)に出資しており、チップの供給も行っている。瑞軒はLGディスプレイ(LGD)との提携で中国に液晶テレビ工場を設立することが明らかになっており、聯発科は今後、LGのサプライチェーンへの参入によってさらなるシェア拡大も見込まれる。

 米トライデントは昨年第4四半期まで同市場で首位だったが、第2四半期は前期比で4.7ポイントもシェアを落とした。