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「自分外すから選挙負けた」、陳前総統が対立派閥批判


ニュース 政治 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010255

「自分外すから選挙負けた」、陳前総統が対立派閥批判


 マネーロンダリング(資金洗浄)疑惑で四面楚歌状態の陳水扁前総統は15日、民進党の地方幹部らと会談した席上、自らの潔白を改めて強調した。その上で宋楚瑜・親民党主席と馬英九総統をめぐる過去のスキャンダルで親民党と国民党が2人を「全力で守った」ことと比較し、陳前総統は「自分は庶民の敵にされたばかりか、党内にも関係を断とうとする人がいる」と対立派閥に対する不満をあらわにした。

 陳総統はまた、3月の総統選を引き合いに出し「謝長廷陣営が個人の特質を前面に出したことが敗因だ」と述べ、党内でないがしろにされたことを皮肉った。

 陳前総統はまた、馬英九総統が外遊前に「関係方面と接触し、民進党を消滅させようとした。(馬総統は)民進党を消滅させるにはまずわたしを打倒しなければならないと考えている」など発言。馬総統に対する敵意をあらわにした上で、10月下旬に「反馬英九デモ」の決行を民進党に呼び掛けたことを明らかにした。