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上海副市長が21日訪台、万博での提携探る


ニュース その他分野 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010257

上海副市長が21日訪台、万博での提携探る

 
 台湾企業関係者の話によると、2010年上海万博の開催計画を指揮する楊雄上海副市長が21日、同市関係者および企業関係者多数を率いて訪台し、郝龍斌台北市長や鴻海精密工業などの台湾大手企業を訪問して、万博での提携に関する商談を行うもようだ。16日付工商時報が報じた。

 上海台商協会の李茂盛会長によると、楊副市長は22日台北市政府を表敬訪問し、その後、日月潭(南投県)、台南、高雄などを訪問した後、高雄国際空港から帰国する予定とされる。

 今回の訪問は、過去8年間に訪台した中国の公的機関からの訪問団のうち最大規模となる。また、同関係者によると、今回上海からの訪問団は2組に分かれての訪問となり、1組は楊副市長を中心とし、もう1組は上海万博関係者が中心となり、その中には関連局幹部クラスも含まれるという。

 上海万博で中国は、台湾に関する展示を行う「台北双館」を設ける。台湾企業も、鴻海の郭台銘董事長が先ごろ「台北双館」建設に3億台湾元(約9億8,000万円)以上の賛助金を提供するなど、参加に積極的だ。