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「台商の回帰投資を全力支援」、蕭副総統が表明


ニュース その他分野 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010262

「台商の回帰投資を全力支援」、蕭副総統が表明

 
 蕭万長副総統は15日、海峡交流基金会(海基会)が開催した、海外に進出する台湾系企業(台商)との懇親会に参加し、「台商は台湾の国家競争力向上および勢力拡大の功労者だ」と讃えた。さらに蕭副総統は「台湾をイノベーションセンター、経営センター、貿易ハブとして発展させる上で政府は今後、台商への回帰投資を全力で支援していく」と表明した。16日付経済日報が報じた。

 先日馬英九総統から政府の経済財政チームに加わるよう要請を受けた蕭副総統は、同懇親会で28分間にわたるスピーチを行い、これまでの台商の台湾経済への貢献や、今後の経済発展の方向性について詳細にわたって説明した。スピーチの最後に蕭副総統は「私は言ったことはやり遂げる人間だ」と締めくくり、会場中から声援を浴びた。

 また蕭副総統は、かつて馬総統から「両岸(中台)の経済関係はいかに処理すべきか」との質問を受けた際、「経済は経済、政治は政治。イデオロギーによって経済発展を阻害すべきではない」という持論を述べたことを明かした。