８月の生命保険新規契約の保険料収入は、国泰人寿保険（キャセイライフ）が前年同月比15％減の151億8,000万台湾元（約4,900億円）、富邦人寿保険が49.6％増の105億元で、業界で２社のみが100億元台を維持した。生保業界団体の人寿保険商業同業公会の統計として、16日付経済日報が報じた。
８月に最も売れ行きが良かったのは利率変動型の保険商品で、業界全体では250億元を売り上げたと業界関係者は指摘している。
国泰人寿は８月、利率変動型年金保険で76億元あまり、養老保険で50億元あまりを売り上げた。富邦は利率変動型で、ニーズにあわせて保険金、保険料、保険期間を自由に設計できるユニバーサル保険が60億元近く、利率変動型年金保険が30億元だった。
このほかの８月新規契約保険料収入は、▽中国人寿保険、68億元（269.3％増）▽新光人寿保険、46億7,000万元（53.6％減）▽遠雄人寿保険、43億7,000万元（162％増）──だった。
