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鴻海、医療用ロボットに進出か


ニュース 機械 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010269

鴻海、医療用ロボットに進出か

 
 鴻海精密工業が、3~5年以内に初期の成果を出すことを目標に、医療介護用ロボットの開発を行う見通しだ。医療産業への投資は、寄付金を合わせれば200億台湾元(約660億円)を超える規模になると予測される。16日付蘋果日報が報じた。
 
 同社が開発を目指すのは、薬を届けたり、体温や血圧の記録を行うほか、緊急時にインターネットやマルチメディアを通して医療スタッフを呼ぶことなどができる、医療現場の人的負担軽減を主な目的としたロボットとされる。
 
 グループ企業内でパソコンやマルチメディア、オプトメカトロニクス、人工知能、センサー部品、自動制御などに携わったエンジニアらを動員して、核心となる制御装置はすべて鴻海グループで開発する計画だ。 
 
 同社内部では既に研究開発(R&D)チームが設立され、医療の現状や法規制に関する調査を進めながら、機能の詳細などが検討されているという。