自動車業界向け顧客満足度（ＣＳ）調査会社、Ｊ.Ｄ.パワーアジアパシフィックが行った今年の台湾市場のＣＳ調査で、全ブランド部門ではレクサスが、国産車ブランドではトヨタがそれぞれ首位に輝いた。両ブランドとも和泰汽車が総代理店を務めている。16日付経済日報が伝えた。
レクサスは同調査で10年連続の首位。しかし、ポイントは昨年と同じ884ポイントにとどまった。これに対し２位のベンツは18ポイント上昇の878ポイントで、レクサスとの差を縮めた。また、５位のホンダも11ポイント上昇（866ポイント）、８位フォードも18ポイント上昇（856ポイント）、10位ヒュンダイも14ポイント上昇（854ポイント）とそれぞれ高い伸びを示した。
業界全体では、アフターサービスに対する満足度が平均10ポイント上昇。同数値は４年連続での上昇となった。
調査は、新車を購入してから12～18カ月が経過した消費者約3,000人を対象に今年３～６月に行われ、各ディーラーによる点検や修理のサービスなどの項目で、1,000点満点で点数を付けた。
