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新光集団の出資構想、亜太が具体案の早期提示求める


ニュース 電子 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010274

新光集団の出資構想、亜太が具体案の早期提示求める

 
 財務危機に直面している亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)の邱純枝董事長は15日、新光金融控股集団による亜太への出資構想表明を受けて、早期に具体的な提案を行うようメディアを通じて求めた。16日付工商時報などが報じた。
 
 新光金控の呉東進董事長は12日、東元電機(TECO)、KDDIと新会社、台湾国際電電(TDDI)を設立して亜太に出資し、東元の黄茂雄董事長が経営権を握るという構想を明らかにした。東元の総経理でもある邱董事長はこれについて、東元には出資する考えはなく、経営権を譲るつもりでいると指摘。東元は政府の要請を受けて、一時的に亜太を管理しているに過ぎないと強調した。
 
 邱董事長はまた、「出資者を新たに求め、減資を行った後に増資する必要がある」と語り、「新光集団以外では、政府系企業、特に電気通信事業者が望ましい」とし、中華電信による出資を望む考えを暗に示した。