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封止・検査業界、Q3成長目標を引き下げ


ニュース 電子 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010275

封止・検査業界、Q3成長目標を引き下げ

 
 世界的な景気後退を受けて、半導体のパッケージング・テスティング(封止・検査)業界で第3四半期の売上目標の下方修正が相次いでいる。16日付電子時報が報じた。
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 超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)は当初前期比5~10%の売上増を見込んでいたが、1~5%への下方修正を行った。9月はアナログICおよびワイヤレスチップの受注が減少に転じた。ただ、売上高そのものは10月まで伸びるとしている。

 前期比3~5%の成長を予想していた京元電子(KYEC)も、小幅なマイナスに転じる可能性を指摘している。同社によると、ニッチ型メモリーとロジックICの受注が減少気味で、ドライバICも8月から受注が減少するなど全体として思わしくなく、今年は9月が売り上げのピークになるという予想だ。

 なお、第4四半期の見通しについて超豊は「売上高は小幅なマイナス」としているが、証券会社からは「売上高は6~7%減少、粗利益率は1~2ポイント低下し24~25%の水準」という予想が示されている。