ニュース 電子 作成日:2008年9月16日_記事番号:T00010276
華碩電脳(ASUS)が、鴻海精密工業とフレクストロニクス・インターナショナルの2大EMS(電子機器受託生産サービス)メーカーにそれぞれ、ノートパソコン(ノートPC)とデスクトップPCを初めて発注するという観測が市場で出ている。華碩が鴻海と提携することで、今後のPC市場の勢力図が書き換えられる可能性がある。16日付経済日報が報じた。
華碩は鴻海への発注について、コメントできないとしている。張緯明華碩スポークスパーソンは、今年年初に華碩の製造部門を、受託製造の和碩聯合科技(ペガトロン)として分社して以来、外部へ発注していくことは公表しており、数多くのメーカーと交渉していると強調した。華碩による和碩の持ち株比率は約4割。
アナリストによると、華碩の今年のPC出荷台数(Eee PCを除く)は600万台の見通しで、主に和碩が製造している。鴻海の出荷は来年からとなるが、出荷台数は全体の1割強に過ぎず、和碩への影響は大きくないとみている。
鴻海は、従来からの顧客であるソニー、アップルのほか、今年はヒューレット・パッカード(HP)、デルからも初めて受注を獲得した。
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