新型コロナウイルス対策本部、中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は11日、15日から、台湾入境後の外出制限「居家検疫」を3日間へと、現在の7日間から短縮し、その後は家庭用抗原検査キットで陰性が確認できれば条件付きで外出可能な4日間の「自主防疫」措置を取ると発表した。

　自主防疫の4日間は、2日以内の抗原検査の結果が陰性なら、仕事や生活必需品の購入のために外出できる。ビジネス上の契約履行のため、▽出勤、▽訪問、▽講演、▽会議、▽飲食店の個室での一人、または特定の相手との食事──が可能だ。外出時は常時マスクを着用し、社会的距離（ソーシャルディスタンス）を取る。混み合う場所や不特定の人と接触する場所への出入りは禁止する。

　入境後、居家検疫の実施場所までは、防疫タクシーを利用する以外に、家族などや機関・団体が車両で送迎することができる。

　入境者の上限を設け、1週間当たり延べ2万5000人とする。

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