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作成日：2008年9月22日_記事番号：T00010385
ＡＩＧ傘下の友邦産険、リストラ策を発表
米政府による救済が決まった、アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）完全子会社の友邦産物保険は19日、営業拠点を現在の44カ所から28カ所に縮小し、従業員全体の約１割に当たる110人について早期優遇退職を進めると発表した。20日付経済日報が報じた。
同社は業務の45％を自動車保険が占め、昨年の保険料収入は約34億8,000万台湾元（約116億2,000万円）。同社は先日、代理店への支払いコミッションを従来の25％から15％へ引き下げることを通知しており、これによって自動車保険の受注量が減少することが懸念されている。
なお、ＡＩＧ傘下の南山人寿保険では、米政府による救済報道を受け、保険解約の動きが大幅に緩和した。それでも、同社の解約額は先週の４日間で30億元に上った。
