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メラミン入り粉ミルク、大潤発のパンに使用?


ニュース 食品 作成日:2008年9月23日_記事番号:T00010419

メラミン入り粉ミルク、大潤発のパンに使用?

 
 中国・三鹿集団(河北省石家荘市)から有害物質メラミン入り粉ミルクを調達しながら、これまで販売先の詳細を明らかにしていなかった桃園県の台威公司で22日、大手量販店、大潤発(RTマート)への6,100キログラム分の出荷伝票が見つかった。桃園地方検察署は、調査では桃園県内の3店舗では同粉ミルクの現物の形跡は見られなかったため、店舗内でのパンなどの加工に使用されて消費者の口に入った可能性もあるとみている。23日付自由時報が報じた。

 大潤発の売り場責任者は検察の調べに対し、台威から三鹿集団の粉ミルクを購入した事実はないと語っている。しかし一方、台威の責任者は、25キログラム入り244パックを桃園県および大台北地区(台北県市、基隆市)の大潤発の店舗向けに出荷したと答えている。

 問題の出荷伝票の日付は7月5日~9月10日だが、大潤発でこれに合致する受取書は見つかっていない。大潤発の何黙真広報部副理によると、台威からの受取書には、6月1日~9月4日の「白美娜の全脂肪の粉ミルク」597パック分があるが、これらは検査の結果、メラミンは検出されなかった。