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鉄鋼・金属
作成日：2008年9月23日_記事番号：T00010422
宝鋼がＱ４値下げ発表、中鋼も追随を検討
中国鋼鉄（ＣＳＣ）の林中義財務副総経理は22日、第４四半期に輸出価格を引き下げる可能性があると語った。鉄鋼価格に影響力を持つ中国の宝鋼集団が19日、11月の価格引き下げを発表したためだ。域内価格は従来発表通りで、引き下げの予定はない。23日付経済日報が報じた。
宝鋼の引き下げは、熱延、冷延製品など13品目が対象。引き下げ幅はほとんどが１トン当たり700～800台湾元（約2,310～2,650円）となっている。
林同社副総経理はまた、「第３四半期は製品価格が高く、コストを十分に転嫁できているので、税引前利益で過去最高を記録するかもしれない」との見通しを示した。アナリストの予測 では、第３四半期の売上高は前期比53.6％増の800億元、税引前利益は48％増の220億元だ。
