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自動車市場、9月も不振続く


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年9月23日_記事番号:T00010424

自動車市場、9月も不振続く


 9月1~20日の新車登録台数は、前年同期比17.9%減の9,465台で、依然市場の低迷が続いている。今年は8月1日~30日が、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」だったため、前月同期比では187.6%の大幅増となった。23日付蘋果日報が報じた。

 トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車の1~20日の新車登録台数は、前月比354.2%増、前年同期比22%増の3,475台だった。業界シェアは36.7%で首位だ。

 和泰の成長の理由は、6日に発売したトヨタのスポーツ多目的車(SUV)の「RAV4」(第3世代)が好調なことだ。既に1,200台が売れており、通年では2,000台を見込む。2.4リットルエンジン搭載の入門モデルで84万5,000台湾元(約280万円)と、価格水準が国産車とそれほど変わらないことが魅力と同社は指摘している。

 今年通年の新車登録台数は、22万~24万台と域内各社は予測。25万台以上の可能性はないとみている。