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イメージセンサーの菱光科技、南昌工場を拡張


ニュース 電子 作成日:2008年9月23日_記事番号:T00010426

イメージセンサーの菱光科技、南昌工場を拡張

 
 東元集団(TECO)傘下で、カラージェットプリンター用イメージセンサーモジュール生産世界1位の菱光科技の、3,000万米ドルを投じた中国江西省南昌の工場拡張作業が終了し、22日、量産開始の記念式典が黄茂雄東元会長や劉兆凱董事長の列席の下、行われた。23日付工商時報が伝えた。

 同社は現在、イメージセンサーモジュールの世界市場で45%のシェアを持つ。南昌工場の拡張によって生産力の25%向上を目指すほか、携帯電話やノートパソコン(ノートPC)のコンパクトカメラモジュール(CCM)の生産も行う。また、新たにフランスのバリオプティック社との提携で液体レンズを生産し、今後輸出を行っていく。

 東元集団情報電子事業群の黄育仁執行長は、生産するイメージセンサーモジュールや130万画素、200万画素、300万画素のCCMについて、今後デルやHP、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)など内外の大手メーカーに提供していきたいと 表明した。自動車のバックレーダーや玩具など、異業種の製品への応用も検討しているという。