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カーライル、緯来電視台の買収検討


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年9月24日_記事番号:T00010446

カーライル、緯来電視台の買収検討

 
 米系プライベート・ファンドのカーライル・グループがケーブルテレビ局向けに番組を配信するテレビ局「緯来電視台」に買収を申し入れ、出資比率をめぐる交渉を進めていることが23日までに分かった。24日付工商時報が伝えた。

 カーライルは現在、緯来に61%を出資する国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)と交渉を進めている。国喬側は株式譲渡に前向きで、早ければ年内に交渉がまとまる可能性がある。カーライルは既に台湾で東森電視の筆頭株主となっており、緯来の買収が実現すれば、台湾のテレビ業界で最大の外資系株主となる。

 緯来電視台は総合チャンネル、ドラマチャンネル、スポーツチャンネルなど6波を持ち、チャンネル数は東森電視の7波に次ぐ規模。資本金は9億6,100万台湾元(約32億円)。1株当たり純資産は20元前後で、年間売上高は約35億元。

 なお、衛星放送テレビ法は、外国人の衛星テレビ局への出資比率を50%未満に制限している。