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台北市の高級住宅価格、17%下落


ニュース 建設 作成日:2008年9月24日_記事番号:T00010451

台北市の高級住宅価格、17%下落

 
 第3四半期の台北市の高級住宅価格は、前期比で10~17%の下落となっている。住宅面積100坪で総額1億台湾元(約3億3,000万円)以上の「億ション」の場合、1,300万~2,000万元も価格が下がった計算だ。不動産仲介大手、永慶房屋の調査として24日付工商時報が報じた。

 台北市大安区仁愛路のマンション「帝宝」では、第3四半期に入って以来、1件の成約もないもようだ。現在の入居率は60%で、平均坪単価110万~130万元、主力は150坪の物件だ。

 台北市の高級住宅価格のピークは4~5月だったとみられ、当時は1坪130万~150万元で成約されていた。5月20日の新政権発足以来の株式市場の下落とともに、高級住宅価格も下落。最近では証券大手、リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)など米国の金融危機が追い討ちをかけ、一般住宅より市況が落ち込んでいると工商時報は指摘している。