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銅箔基板に先安感、メーカーに不安


ニュース 電子 作成日:2008年9月24日_記事番号:T00010456

銅箔基板に先安感、メーカーに不安

 
 銅相場の下落に伴い、10月の銅箔(どうはく)基板の取引価格が5~7%下落している。しかし、9月下旬になっても需要に回復の兆しは見られず、供給過剰の状態は回復していない。証券業界では銅箔基板相場の下げ幅は第4四半期、ピーク時に比べて20%まで拡大するとみている。24日付蘋果日報が伝えた。

 銅相場は年初来安値の水準で推移しており、銅箔基板相場は現在の1キログラム当たり12.0~12.4米ドルが、10月には11.3~11.7米ドルに下落するとみられている。ガラス繊維も需要が減少しており、相場は下落を示している。

 銅箔基板業界では、聯茂電子(ITEQ)、台燿科技(TUC)が米アイソラから特許侵害で訴えられていることも不安材料だ。ただ、聯茂電子は「(該当製品の)出荷量は少なく業績への影響はわずかだ」と話している。