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8月のTVパネル出荷、奇美電が首位


ニュース 電子 作成日:2008年9月24日_記事番号:T00010464

8月のTVパネル出荷、奇美電が首位

 
 8月のテレビ用パネルの出荷枚数で、奇美電子(CMO)が220万枚で世界首位となった。世界市場全体では前月比22.4%増で、過去最高の976万枚となった。市場調査会社、ディスプレイサーチの統計として、24日付工商時報などが報じた。
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 8月のテレビ用パネルの出荷枚数シェアは、2位がサムスン電子、3位が友達光電(AUO)だった。モニター用の世界市場全体の出荷枚数は前月比11.2%増の1,577万8,000枚で、上位3社は、サムスン、LGディスプレイ(LGD)、奇美電の順だった。ノートパソコン(ノートPC)用は、2.3%増の1,213万8,000枚で、上位3社は、サムスン、LGD、友達の順だった。

 大型パネル全体の世界市場の出荷枚数は、前月比10.9%増の3,869万枚だった。首位はサムスンで、前月比11%増の858万枚、次いでLGDが8%増の807万枚だった。台湾勢は3~5位を占め、順に▽友達、725万枚(12%増)▽奇美電、597万枚(24%増)▽中華映管(CPT)、187万枚(9%増)──。

 ディスプレイサーチの謝勤益副総裁によると、大型パネルの価格は既に製造コスト付近まで下落している。また、下流メーカーが在庫の積み増しを開始したため、9月の出荷枚数は前月比5%以上増となり、10月も成長が見込めるという。