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衛生署長が辞表提出、汚染粉ミルク騒動で


ニュース 政治 作成日:2008年9月25日_記事番号:T00010473

衛生署長が辞表提出、汚染粉ミルク騒動で

 
 行政院衛生署の林芳郁署長は25日午前、 汚染粉ミルク問題での対応で不手際があったとして、劉兆玄行政院長に辞表を提出した。中国時報や聯合報など各メディアは「受理される見通し」と報じている。

 林署長は正午に記者会見を開き、「一連の決定はすべて自分の責任だ」とした上で、引責辞任すると発表した。衛生署は24日夜、食品へのメラミン混入をわずかでも認めない方針を一転させ、突然許容量上限を設定した対応をめぐって社会の強い批判を浴びていた。これについて林署長は、「許容量は米食品医薬品局(FDA)の基準に従ったものだ」と説明した。

 林署長は在職4カ月で、辞任が認められれば歴代衛生署長の中で最も短い任期になるという。