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Q3高級住宅販売、台北市で35%減


ニュース 建設 作成日:2008年9月25日_記事番号:T00010481

Q3高級住宅販売、台北市で35%減

 
 不動産仲介大手、永慶房屋の統計によると、台北市の3,000万台湾元(約1億円)以上の高級住宅は第3四半期、1日当たりの成約件数が前期比で35%減少している。台北県でも成約件数が著しく減少しており、高級住宅市場の不景気は深刻だ。25日付経済日報が報じた。
 
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 統計は台北市では3,000万元以上、台北県は2,000万元以上の高級住宅が対象。1日当たり成約件数は、第2四半期に比べ台北市で35.4%、台北県で47.1%それぞれ減少している。成約単価も台北市で前期比2.3%、台北県で同9%下落している。

 永慶の葉国華不動産主席顧問は、世界的な不景気の影響よる買い控えのほか、過去2年にわたって高級住宅の予約販売が大幅に増加し、供給量が伸びたことに対して、価格の修正幅が十分でなかったためと不振の原因を指摘した。

 このため、第4四半期も下落傾向が続くとみられている。