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養殖魚飼料からもメラミン、屏東の業者に販売中止処分


ニュース 食品 作成日:2008年9月25日_記事番号:T00010482

養殖魚飼料からもメラミン、屏東の業者に販売中止処分

 
 行政院農業委員会漁業署は24日、台湾で販売されている水産飼料に対する緊急のサンプル検査を実施した結果、上興飼料(屏東県万丹郷)が生産した飼料からメラミン10~40ppmが検出されたとして、販売中止を命じた。25日付中国時報が報じた。

 漁業署の緊急検査は、韓国で養殖魚用の飼料から有害化学物質のメラミンが検出されたことを受け実施された。同署は養殖業者に対しても、問題の飼料を使用しないよう通知した。検査結果を受け、屏東県政府は上興飼料が保管していたイカ粉末約5,000キロ、魚類飼料約21トンを差し押さえた。

 沙志一漁業署長は「(メラミンが)人間の口に間接的に入ることによるリスクは極めて低く、懸念を抱く必要はない」と消費者に安心を呼び掛けた。

 ただ、屏東県農業局の林景和局長は「魚の内臓にはメラミンが残留している恐れがあるので、養殖魚の内臓はできるだけ食べないほうがいい」と指摘した。