ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高級パンの売り上げ好調、メラミン混入事件で低価格に不信感


ニュース 食品 作成日:2008年9月25日_記事番号:T00010487

高級パンの売り上げ好調、メラミン混入事件で低価格に不信感

 
 有害物質メラミンの粉ミルクへの混入事件で、低価格のパン・ケーキ類の売り上げが減少している一方、高価格帯では逆に販売が伸びているようだ。25日付経済日報が報じた。

 仏最大手の老舗ベーカリー「PAUL(ポール)」は25日、台北市仁愛円環(仁愛路と敦化南路のロータリー)付近に、台湾で初めての旗艦店を正式オープンした。13日のプレ販売から売れ行きは好調で、2カ月分用意していた在庫がオープン前に1週間分まで減少し、急きょフランスからパン生地600箱を空輸した。

 また、これまで中国製材料の不使用をかたくなに守ってきた食品大手、南僑集団の展開する高級ケーキ店、小王子的飛行旅程(太平洋そごう復興店3階)でも、9月の売り上げが既に前月比で2~3割増となっている。同店では切り売り方式で販売しており、価格は1カット180台湾元(約600円)均一で、一般店の3~4倍だ。