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台湾の工作機械生産額、08年は世界5位の見通し


ニュース 機械 作成日:2008年9月25日_記事番号:T00010490

台湾の工作機械生産額、08年は世界5位の見通し

 
 台湾区機器工業同業公会(機器公会)が世界の工作機械主要生産国の2008年予測をまとめたところによると、今年の台湾の工作機械生産額は52億5,000万米ドルで韓国から世界5位の座を奪還し、輸出額は42億米ドルの予測で、ドイツ、日本、イタリアに次いで4位となる見通しだ。25日付工商時報が報じた。
 
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 機器公会のまとめによると、今年の全世界の工作機械生産額は、アジア地区で工作機械への需要が大幅に増加したこと、およびユーロ高が要因となって前年比14%増の791億米ドルに達すると予測される。

 各国・地域別で見ると、成長率が最大と予測されるのはドイツの24%で、これにブラジルの20%、台湾、イタリアの17%が続く。

 業界を驚かせたのは、今年はドイツの生産額が160億米ドルに大きく成長し、日本の118億米ドルを大きく引き離して世界最大の工作機械製造国となる見通しとなったことだ。日本の数値は成形機械を含まないが、これを含めても最大129億米ドルにとどまりドイツには及ばない。また中国も124億米ドルの予測で、上位2カ国を脅かす存在となっている。