ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

資産100万ドル以上の富裕層、7.1万人に


ニュース その他分野 作成日:2008年9月26日_記事番号:T00010506

資産100万ドル以上の富裕層、7.1万人に

 
 2007年末時点で100万米ドル以上の金融資産を保有していた台湾の富裕層人口は、前年より7.8%増加して7万1,000人に上った。米証券大手メリルリンチ証券と仏IT(情報技術)コンサルティング会社キャップジェミニ・アーンスト・ヤングが25日発表した「2008年アジア太平洋ワールド・ウェルス・レポート」を基に、26日付中国時報が報じた。

 レポートによると、台湾の富裕層が保有する資産総額は前年比9.1%増の2,400億米ドルだった。1人当たりの平均額は330万米ドル。資産額が3,000万米ドルを超える「超富裕層」人口は550人だった。

 台湾の富裕層が保有する資産は、株式が占める割合が32%で、アジア太平洋エリアの平均28%よりも高い。年初以来台湾株式市場では株価が28%下落したことから、1人当たり1,000万台湾元(約3,300万円)の損失が出た計算となる。

 アジア太平洋エリアの富裕層人口は280万人で、世界全体の27.8%を占める。富裕層人口の増加率が高かったのは、インド(前年比22.7%増)と中国(20.3%増)だった。