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永信薬品、小売り・輸出ともに好調


ニュース その他製造 作成日:2008年9月26日_記事番号:T00010514

永信薬品、小売り・輸出ともに好調

  
 中央健康保険局により年々薬価が引き下げられる事態を受けて、今年初めて小売り市場に進出した域内医薬品大手メーカー、永信薬品工業が、年初からこれまでに設置した販売拠点は1,500カ所に上った。李芳全同社董事長は、「年内に1,800拠点まで増やせそうだ」と語っている。また輸出に関しても、「既に米国への第2弾の出荷を終え、量は少ないものの指標的な意義は大きく、日本や欧州市場での展開にも進展が見られた」と話した。26日付工商時報が報じた。
 
 李董事長によると、中国江蘇省昆山やマレーシアの海外工場の業績も好調で、ベトナム工場の建設も来年完了する予定だ。さらに昨年4億台湾元(約13億3,000万円)を投じた台中県大甲鎮の注射薬工場も既に完成して衛生署の工場審査を終えており、早ければ年末に全面量産体制に入る見通しだ。
 
 さらに、今年同社で最も売り上げ成長率が高い、保健食品販売の「HAC健康生活館」を、台湾では大甲鎮に、中国でも昆山に続き、北京、上海でも新店舗をオープンさせる可能性があるとしている。