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台湾神戸電池、ホーチミン郊外に工場


ニュース その他製造 作成日:2008年9月26日_記事番号:T00010516

台湾神戸電池、ホーチミン郊外に工場

 
 台湾の鉛酸電池メーカーがベトナムでの投資計画を相次いで明らかにしている。26日付工商時報が伝えた。
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 新神戸電機系列の台湾神戸電池(CSBバッテリー)は、10億台湾元(約33億円)を投資し、ホーチミン市郊外に工場建設を計画している。生産品目は無停電電源装置(UPS)と自動車用バッテリー。当初は生産ライン2本で、月30万個の生産を見込む。将来的には生産能力を中国・広州工場に匹敵する同100万個まで引き上げる。

 一方、既に南部ロンアン省に工場を設置している広隆光電科技は、最近まで1,800万米ドルを投じ、同省で第4期工場拡張を進め、このほど完成。今後は300万米ドルを追加投資する第5期拡張で、年内に月2本のペースで生産ラインを増設する。同国での生産ラインは少なくとも36本以上となり、月間売上高は3億~4億元に達する見通しだ。

 両社をはじめ電池業界各社は現在、米UPS大手のAPCからの受注獲得にしのぎを削っている。