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中国製乳製品使用の商品、撤去と販売再開で大混乱


ニュース 食品 作成日:2008年9月26日_記事番号:T00010519

中国製乳製品使用の商品、撤去と販売再開で大混乱

 
 メラミン騒動の影響で、中国製乳製品を原料とするコーヒー、コーヒーミルク、植物性たんぱく質製品6,720品目が24日、小売店から一斉撤去された後、衛生署から「メラミンを含まない」との証明を取得した一部商品の販売が25日から再開され、売り場では24時間以内に商品の撤去と再陳列が繰り返される混乱に陥った。26日付蘋果日報が伝えた。

 メラミン汚染が疑われた製品は、消費者保護当局の指示により一斉に撤去された後、衛生署が67品目について、「メラミンを含まない」との安全証明を発行したため、順次販売が再開された。

 台北市内のスーパー店長は「政府の政策がころころ変わり、従業員が振り回されている。24日夜は撤去作業に未明までかかった」とあきれ顔だ。

 買い物中の男性も「毒入りと言っていたものが無毒に変わるなんて、政府は全くなっていない。牛乳はやめて緑茶を飲むことにした」と語った。

 衛生署が安全証明を発行した食品のリストは、同署ウエブサイトに掲載されている。