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高雄県の男児、三鹿粉ミルクで腎結石か


ニュース 社会 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010537

高雄県の男児、三鹿粉ミルクで腎結石か

 
 高雄市の健仁医院で26日、今年1~4月まで家族と共に中国・福建省に滞在した際に、三鹿集団(河北省石家荘市)の粉ミルクを飲んでいた高雄県大社郷の2歳の男児の右腎臓から約3×3ミリメートルの腎結石が見つかった。台湾で三鹿の粉ミルクの影響が疑われる腎結石患者が確認されたのは初めてだ。台北県でもまた、1年間にわたり三鹿の粉ミルクを飲んでいた4歳の女児の腎臓が高いカルシウム濃度を示していることも明らかになった。27日付蘋果日報が報じた。

 インターネットでは授乳の終わった母親による母乳提供の広告が話題になっているが、台湾母乳協会によると、母乳はB型肝炎やHIVの感染源ともなるため、母乳の売買や乳母を雇うことは勧められないという。

 域内の各県市政府と24カ所の公立病院では24日から、腎結石検査の特別外来や検査費用の減額措置が採られている。26日に検診に訪れた人は1,371人で、18人の成人から腎結石が見つかった。