ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

8月景気対策信号「後退懸念」に回復、実際は下向き=経建会


ニュース その他分野 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010538

8月景気対策信号「後退懸念」に回復、実際は下向き=経建会

 
 8月の景気対策信号は、前月の「青(後退)」から「黄青(後退懸念)」に1ランク回復した。しかし、行政院経済建設委員会(経建会)の胡仲英主任委員は、「景気対策信号は好転したが、実際の景気は下向いている」と指摘した。経建会の26日発表として27日付経済日報が報じた。
  
T000105381

 
 8月の景気総合判断指数は前月から3ポイント上昇し、19ポイントとなった。▽株価▽工業生産▽輸出額──の3項目の指数がそれぞれ1ポイント上昇した。輸出が良かったのは、中国からの7月の受注が8月に延びたために過ぎないと胡主任委員は分析。第4四半期はハイシーズンだが振るわないと予測を示した。

 景気先行総合指数は、前月比0.3ポイント下落し、107.5ポイントとなった。6カ月間変動率は、0.7ポイント下落の-1.8%となり、10カ月連続での下落となった。景気一致指標は0.9ポイント下落し、109.3ポイントとなった。