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台湾企業初の中国損保、上海国泰産険がオープン


ニュース 金融 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010541

台湾企業初の中国損保、上海国泰産険がオープン

 
 国泰金融控股(国泰金)傘下の国泰人寿(キャセイライフ)および国泰世紀産物保険が共同出資して設立した損害保険会社、国泰財産保険(国泰産険)が26日、上海で正式に営業を開始した。同社は中国で初めて、台湾企業により設立された損保会社となる。27日付経済日報が報じた。

 国泰産険の蔡鎮球董事長が司会を務めたオープン式典には、中国保険監督管理委員会(保監会)関係者や国泰金代表者ら300人近くが出席した。国泰産険は本部を上海に置き、資本金は4億人民元(約62億円)、国泰人寿と国泰世紀産険が50%ずつ出資している。

 国泰産険が許可を受けた業務範囲は、上海地区での交通事故・傷害保険、医療保険、再保険、資金運用業務などとなっている。

 一方富邦金融控股金傘下で、台湾損保業界最大手の富邦保険がいつ中国に進出するかも注目を集めているが、これに関して富邦金幹部は「中国保監会に申請している損保子会社(アモイ、資本金2億人民元)設立申請には、年内に許可が下りる」との見方を示した。